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「与えたものは、全部返ってくる」——人と本気で向き合い続け、人が輝く組織をつくる

「与えたものは、全部返ってくる」——人と本気で向き合い続け、人が輝く組織をつくる

山田 剛士(やまだ こうじ)氏
ヒューベストホールディング株式会社 管理部部長

2014年新卒入社、2017年店長代行に就任、2019年本社に異動人事部設立(チーフ)、
2021年人事部兼総務経理課主任、2022年人事課兼総務経理課課長フィットネス事業責任者、2024年管理部部長兼フィットネス事業責任者

佐賀県佐賀市出身。就職活動では40〜50社の説明会に参加しながらも、どの企業にも心が動かなかった山田氏。そんな中、「お前が絶対幸せになるまで見放さない」という上司の熱い言葉に惹かれ、自動車販売会社へ入社を決意。

中古車営業として配属後、教育担当が不在という逆境の中で自ら学びを取りに行き、後輩育成・本社改革・フィットネス事業のマネジメントと、次々と新たな役割に挑み続けてきました。

「自分も相手も幸せにする」をテーマに掲げるヒューベストホールディング株式会社 で、人材育成と組織づくりの最前線に立つ山田さんにインタビューさせていただきました。


挑戦の始まり-「人を喜ばせたい」が原点だった-

正直、就活のときは軸がなかったんですよね。
40〜50社くらい説明会に行ったんですけど、どこも同じに聞こえてしまって。

ただ、アルバイトをしていたラーメン屋で感じていたことがあって。
お客さんに頼られたり、笑ってもらえたりするのがめちゃくちゃ嬉しかったんです。

「どんな手段でもいいから、人を喜ばせたい」

これだけは、はっきりしていました。

そんな中で出会ったのが、この会社です。
他の会社は会社の説明しかしない中、就活の相談に時間を作ってくれました。
そして決定打は今の上司の一言です。

「何かを約束することはできないけど、お前が幸せになるまで、俺は絶対見放さない。」

この熱い人情溢れる言葉に惹かれて、入社を決めました。

逆境からのスタート-教えてもらえないなら、自分で学びに行く-

最初に配属された店舗は、基礎から教えてもらえる環境ではなかったです。
でもそんな環境だったからこそ、

「半年で先輩を追い抜く」

と決めて奮闘していました。

メーカーに直接電話したり、他店舗や他社の人に聞きに行ったり、
とにかく自ら学びに行きました。

そうするうちにだいぶ詳しくなって、

逆に先輩が分からないことを「それはこうですよ」って言えるようになりました。

当時は生意気で先輩からかなり嫌われてましたね(笑)。

人生を変えた瞬間-「人の成功の方が嬉しい」と気づいた-

2年目に後輩を3人持つことになって、「自分が全部教える」と決めました。
その中で、忘れられない出来事があります。

一番真面目だけど覚えが遅い後輩がいて。
その子が担当したお客様が、一度帰ったあとに戻ってきて、
「あなたから買いたい」
って言ってくださったんです。
その場で初契約が決まって、ショールームでお客様含めみんなで泣きました。

そのとき初めて思ったんです。

「自分が成功する以上に、気持ちいいことってあるんだ」って。

ここから、人を育てることに本気で向き合うようになりました。

大きな気づき-与えたものは、全部返ってくる-

後輩たちは結果を出していたんですが、先輩との関係が良くなかったんです。

原因はシンプルで、僕でした。
生意気な自分が育てた後輩を、先輩たちが可愛がるわけがない。

そこから、人との接し方を全て見直しました。

嫌なことをすれば、嫌な形で返ってくる。
でも、ちゃんと向き合えば、それも返ってくる。

「与えたものは、全部返ってくる」

これは、自分の中で大きな軸になっています。

キャリアの広がり-現場から本社へ、組織を変える側に-

その後、店長代行を経て本社に異動しました。

当時の本社は、経営層と若手の間に壁があって、
本音が言えない状態だったんです。

「役職は決めていいから間に入って、組織を変えてほしい」と社長から言われて。

当時は人事という部署がなかったので、人事部を創設しました。

最初は採用担当からスタートしたのですが、
本社を変えるためには、総務も経理も関わらないといけない。
そこで肩書きを「人事部兼総務経理課」にしてもらって、
ようやく全部と関われるようにしました。

経理のけの字も知らないところから(笑)
経理担当の若い子たちに「すごいね、教えて」と謙虚に入っていく。
そうするとだんだん心を開いてくれるようになって。

3年かけてみんなが笑顔で働いている瞬間が見えた時、
「役割達成した」という実感がありました。

マネジメントの本質-自分がいなくても、組織は良くできる-

その後社長から、女性専用フィットネス「カーブス」の管理者をやってみろという話をいただきました。

「山田は背中で見せようとする。自分が動くことが前提になっている。
カーブスは女性専用だから、営業中は現場に入れない」

という説明をされて、なるほどと思いました。

「自分が現場にいない中で雰囲気を良くすることができる——それが結局、最強のマネジメント」

その修行を経て、
人の成長を遠くから支えることの難しさと大切さを学ぶことができました。

NEOと共に歩む未来-「人の成長」がすべての価値になる-

僕たちの会社は、ずっと一貫しています。

「Human Best-人がより良く輝くこと-」

幸せなご縁を作る。だけでなく、ご縁を広げることに注力しています。

車も、フィットネスも、保育も、全部そのための手段です。

大事なのは、
「関わってよかった」と思ってもらえるかどうか。

NEOに参加したのも同じ理由です。

「人の成長こそ経済の成長でもあり、それぞれが幸せになれる」という考えに共感しました。

あと、「NEO=応援」という言葉にもすごく共感していて。

人から応援され、その応援を受けて自分も誰かを応援する。
そういう循環を共につくりたいと思っています。

若者へのメッセージ-チャンスは、掴みにいく人にしか来ない-

チャンスって、平等じゃないと思っています。

「こうなりたい」という思いがある人にしか来ないし、
来たときに掴みにいけるかどうかが大事です。

10代・20代は、体力もエネルギーもあります。
この時期にやり切った経験は、必ず自分の力になります。

思った通りにいかなくてもいいんです。
やり切った記憶があれば、それはスキルになるので。

失敗しても、死にはしないですから(笑)。


「人を喜ばせたい」というシンプルな想いから始まり、
営業・育成・組織改革・マネジメントとキャリアを広げてきた山田さん。

一貫していたのは、「人への向き合い方」でした。

与えたものが返ってくる——
その原理を体感し続けてきたからこそ、今の言葉に重みがある。

1社の中で、ここまでキャリアは広がる。
そしてそれは、“環境”ではなく“向き合い方”で決まる。

これからの進路に悩む学生にとって、
ひとつのリアルな指針となるインタビューでした。

  • 「与えたものは、全部返ってくる」——人と本気で向き合い続け、人が輝く組織をつくる

  • 紙の地図からデジタル空間のインフラへ。技術の進化ともに歩んだキャリア

  • 「危なっかしい場所ほど、 面白い。」-あえて不確実な環境に飛び込む理由とは-

  • 逃げなかった。それが、すべての始まりだった。-1000億企業を目指す経営者の在り方とは-

  • 石油一本足からの脱却と、人を信じる経営へ——100年企業を第二創業へ導く経営者の気づき

  • やらない後悔より、やり切った納得をー福岡を、挑戦が巡る街へー

  • 「思いついたら、まずやってみる。」—15歳でイギリスへ。海外で育った行動力で、同世代に火をつける—

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