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「楽しくなきゃ、仕事じゃない」――西鉄・森永課長が語る挑戦の美学

「楽しくなきゃ、仕事じゃない」――西鉄・森永課長が語る挑戦の美学

森永 豪(もりなが たけし)氏
西日本鉄道株式会社 新領域事業開発部 課長。入社以来26年間にわたり、バス・タクシー・経理・経営企画・新規事業など多様な分野を横断。学生向け定期券「エコルカード」の開発や、西鉄グループ初のホールディングス会社設立、スマートバス停の導入など多数のイノベーションを手がける。「仕事は楽しく」が信条。現在は農水産やウェルネス領域での新規事業開発に注力している。

「やってみないと、わからない。」

そう語るのは、西鉄で新規事業の最前線を走り続ける森永豪さん。既存の枠組みにとらわれず、遊び心を大切にしながら数々の改革を実行してきました。彼が軸とするのは「楽しくなきゃ意味がない」という働き方。

大企業の中にあっても、“まずやってみる”というスタンスを貫き、若い世代との共創にも積極的に関わっています。

本記事では、森永さんのプレイフルな哲学、NEO福岡への想い、そして未来を担う若者たちへのエールをお届けします。

小さなアイデアから、街を変える仕組みづくりへ

「最初の挑戦は、学生向けの乗り放題定期券“エコルカード”の企画でした。」

そう振り返る森永さん。ネーミングには「学生=École(仏語)」と「エコ=財布・地球にやさしい」という思いが込められていたといいます。

「上司には“変な名前だ”って言われましたが(笑)、それでも押し通して、今も使われているカードです」

その後も、M&Aを担った経営企画部、西鉄グループ初のホールディングス化を推進したタクシー部門、連結バスやスマートバス停を導入した西鉄バス北九州など、森永さんの手がけた取り組みは多岐にわたります。

「仕組みを変えるって、想像以上に泥臭い。でも、そこに面白さがあるんです。バス停の掲示板ひとつ取っても、紙からデジタルに変えるだけで、道路工事やダイヤ改正のたびに張り替えていた手間が一気に減る。それだけでなく、街の見え方も変わる。そういう部分に小さな面白さを感じるんですよ。」

「やってみなきゃわからない」から始まる挑戦

現在は、新領域事業開発部として、農水産やウェルネスなど、西鉄の枠を超える分野に挑戦中。

「新しいことをやる時って、“本当に儲かるの?”と聞かれるんです。でも僕は、“やってみないとわからない”が信条。だから、まず一歩踏み出してみる。」

この姿勢は、若手社員にも受け継がれています。現在、ペットフード開発事業に挑む社員もいるとのこと。

「彼女のチャレンジを、若者とのプロジェクトと絡められたら面白いなと思っています。」

若者に期待するのは、“野心”と“柔軟さ”

NEO福岡に参加する意義について、森永さんはこう語ります。

「“本気で日本を変えたい”と思うような人と出会いたい。そんな野心のある人たちが福岡で頑張ってくれたら嬉しいですね。今はもう、世界を見て動く人材じゃないと何もできない時代ですから。」

悩みがちな若者へは、こんなアドバイスを送っています。

「5分以上悩むなら、まず誰かに聞いてみよう。悩む時間はもったいない。今はAIも使える。やってみてから考えた方が、物事が進むこともあると思います。バッターボックスに立つことが大事です。」

「仕事は楽しくなきゃ損」——人生一度きりの時間をどう使うか

森永さんの仕事観はシンプルかつ力強いものです。

「辛い仕事もあるけど、そこに楽しいことをセットしてきた。飲み会でも何でも(笑)。一日の大半を占める仕事を、楽しまないと損でしょ。」

NEO福岡との関わりにも、未来を見据えた想いがあります。

「若者が福岡で起業したり、うちの会社に入ってくれたりしたら、それだけで価値がある。企業同士が連携して支え合える土壌も育つと思います。」

最後に、これから一歩踏み出そうとしている若者たちに、こんな言葉を贈ってくれました。

「人生一度きり。思い切ってやってみてください。」

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